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【専門スタッフが解説】かっこいいトラック用ハンドルカバーをつけて、運転をより楽しく。

【専門スタッフが解説】かっこいいトラック用ハンドルカバーをつけて、運転をより楽しく。

「トラックのハンドルカバーをおしゃれにドレスアップしたい」そう考えるトラックドライバーも多いのではないでしょうか。

ハンドルは長時間の運転を共にする“相棒”だけに、操作感や見た目にもしっかりこだわりたいところ。 そこで今回は、トラック用のハンドルカバーについて、装着するメリットや取り付けのコツ、選び方のポイントについて解説します。

トラックにハンドルカバーを付けるメリット

トラックのハンドルカバーは、おしゃれなデザインや色合いなど多彩な種類が揃っています。長時間運転を共にするハンドルにこだわるトラックドライバーは多く、握ったときのグリップ感や素材の質感など、好みもさまざまです。

見た目のおしゃれさが注目されがちなハンドルカバーですが、実は機能性の面でもトラックに装着するメリットはたくさんあります。

メリット1.グリップ部分が太くなりフィット感がUPする

1つ目はハンドルカバーを付けることで握ったときのフィット感がUPすること。

純正のハンドルは細いですが、ハンドルカバーを付けることでハンドルが太くなります。その分グリップ感が増し、握ったときに手のひらにフィットするような感覚で運転できます。

操作性が向上することから長時間の運転での疲労軽減や、安全運転にもつながるでしょう。

メリット2.手のひらを保護してくれる

2つ目は、手のひらを保護してくれること。

純正のハンドルは細く硬い種類が多く、長時間運転していると手のひらが痛くなってしまいます。また、大きなハンドルを握り続けることでマメができてしまうトラックドライバーも少なくありません。

ハンドルカバーは柔らかくグリップ感に優れているので、長時間の運転から手のひらを守ってくれます。硬い純正ハンドルに比べ、マメができる心配も軽減できるでしょう。

メリット3.ハンドルの劣化を防ぐ

3つ目が、ハンドルの劣化を防ぐこと。 乗用車に比べ圧倒的に長い時間走行するトラックは、ハンドルを握っている時間も長くなります。そのため、ハンドル操作中に傷や汚れが付いてしまうことも多く、ハンドルが劣化する原因になります。

ハンドルカバーを付ければ、こうした傷や汚れからハンドルを守ってくれるため、劣化を防ぎきれいな状態をキープできます。

ハンドルカバー

【コツを伝授!】トラックのハンドルカバーの取り付け方

さて、トラックのハンドルカバーを購入した際に悩むのが、ハンドルカバーの取り付け方です。

ハンドルカバーは運転操作を邪魔しないため、ハンドルにぴったりとフィットするよう内側にゴムを使用しています。このゴムは形状を保つため硬く設計されており、「取り付けに四苦八苦した…」というドライバーも多いようです。

ここでは、そんな方に向けてハンドルカバーの取り付け方のコツをご紹介します。

1.ハンドルカバーの継ぎ目の位置を確認する

ハンドルカバーには、素材を縫い合わせた継ぎ目があります。カバーを取り付けるときは、この継ぎ目がハンドルの下部分にくるのが正しい位置となります。 ハンドルカバーを取り付けるときは、まず継ぎ目の位置を確認することから始めましょう。

2.ハンドルの向きを上下反転させる

次に、エンジンをかけてハンドルの向きを上下反転させます(180度ハンドルを切る)。

ハンドルカバーは継ぎ目が下にくるのが正しい位置とご紹介しましたが、ハンドルを取り付けるときに力を入れすぎるあまり、この継ぎ目が裂けてしまうことがあります。とくに取り付け作業の終盤はゴムの遊びがなくなり、素材が硬くなることから一番負荷がかかります。

ハンドルカバーはハンドルの上部分から取り付けていくため、どうしてもハンドルの下に位置する継ぎ目の部分が、作業の終盤になってしまいます。

そこで、あらかじめハンドルの向きを上下反転させることで、継ぎ目の部分に負荷がかからないようにしましょう。

ハンドルの向きを上下反転させておけば、取り付けの最初(ハンドルの上部分)に継ぎ目がくるため、負荷がかかりません。 せっかく購入したハンドルカバーを傷つけないためのひと工夫です。

3.エンジンを切る

ハンドルの上下を反転させたら、エンジンは切っておきましょう。 エンジンが入ったままではハンドルが動いてしまい、作業がしづらくなります。

ハンドルが固定された状態をキープするため、上下を反転させたら忘れずエンジンを切るようにしましょう。

4.上から下へ引っ張りながら、ねじるように伸ばして取り付ける

ハンドルカバーは、ハンドルの上部分から取り付けていきます。 取り付けがある程度までくると次第にゴムが硬くなり、取り付けが難しくなります。そういった場合は、ハンドルカバーを伸ばすような要領で、上から下へ引っ張りながら取り付けていきましょう。

上から引っ張っていくことで、下方向にゴムの遊びができ、取り付けやすくなります。 やや力は必要ですが、「上から下へ、上から下へ」をくり返しながら少しずつ付けていきましょう。最後の段階では、ハンドルとカバーをいっしょに巻き込むようにねじると、上手く取り付けができます。

これで取り付けは完了です。

取付完了

ゴムが硬くなる冬場は温めてから作業をするのが◎

冬場にハンドルカバーを取り付けようとすると、寒さでゴムが縮んでしまいとても硬くなります。この状態のまま装着しようとすると、作業の負担が大きくなるため、ドライヤーなどで少し温めておくと取り付けやすくなります。

冬以外の季節でも、ダッシュボードなどで日に当てて温めるなどすると、作業がスムーズに進むのでおすすめです。

また、ハンドルカバーを取り付けるときにドライバーなどの工具を使用するのはやめておきましょう。ハンドルカバーが破れる原因になるほか、ハンドルそのものに傷を付ける恐れがあるため、手作業で取り付けましょう。

ハンドルカバーを選ぶときのポイントは?

最後に、ハンドルカバーを選ぶときのポイントを整理しておきましょう。

トラックのハンドルのサイズを確認する

ハンドルサイズ計測

トラックのハンドルは、車種によってサイズが違っています。ハンドルカバーを選ぶときは、あらかじめハンドルの外径を測り、適合サイズを選ぶようにしましょう。

サイズは、下記の適合表を参考にしてください。

※一部車種ではハンドルの仕様が異なる場合があるため、購入前には必ず自分のトラックでハンドル外径サイズを計測しておきましょう。

【ハンドルカバー適合表】

2HL-B(48cm)  【いすゞ】 ・320フォワード(H6.2~H19.6) ・ギガ(H6.12~H19.4) ・NEWギガ(H19.5~)*一部2L-B
【ふそう】 フルコンファイター(H4.8~H11.3) スーパーグレート(H8.6~H12.1)
【日野】 クルージングレンジャー(H1.8~H6.10) プロフィア(H4.7~H15.10)
【UD】 ビッグサム(H2.1~H12.1) 
2L-B(46cm) 【UD】 ・ファインコンドル(H8.1~H23.7) ・フレンズコンドル(H22.1~H29.8) ・ビッグサム(H12.1~H17.3) ・クオン(H17.1~H29.4) ・パーフェクトクオン(H29.5~)
【いすゞ】 ・’07フォワード(H19.7~) ・ファイブスターギガ(H27.11~) 
2HS‐B(45cm) 【日野】 ・17プロフィア (H29.5~) ・NEWプロフィア (H15.11~H29.4) ・'17レンジャー(H29.5~) ・レンジャープロ (H14.1~H29.4) ・スペースレンジャー (H11.5~H13.12) ・ライジングレンジャー (H6.11~H11.4)
【ふそう】 ・17スーパーグレート (H29.5~)※A型太巻き取付け不可 ・NEW スーパーグレート(H19.4~H29.4) ・スーパーグレート2000(H12.2~H19.3) ・ベストワンファイター(H17.11~) ・NEW ファイター (H11.4~H17.10)
【UD】 ・ファインコンドル (H5.1~H17.12) 
LM-B(41cm)  【いすゞ】 '07 エルフ (H19.1~) PM エルフ・NEW エルフ (H5.7~H18.12)
【マツダ】 タイタン(H16.7~)
【日野】 デュトロ·NEW デュトロ (H11.5~)
ML-B(40cm) 【ふそう】 ・ブルーテックキャンター(H22.11~) ・ジェネレーションキャンター(H14.7~H22.10) ・NEWキャンター(H5.11~H14.6)
  M-B(38~39cm) トヨタハイエース その他、ハンドル外径38~39cmのミニバン、1BOX、RV、乗用車等。 
S-B(36~37cm)  ハンドル外径36~37cmのミニバン、1BOX、軽自動車、 乗用車等。

 

太巻きか細巻きかを選ぶ

トラックのハンドルカバーには、太巻きと細巻きがあります。

言葉通り、カバーの太さを意味し、太巻きはしっかりとしたフィット感が魅力です。一方の細巻きはスタイリッシュな見た目が特徴で、「太いタイプのハンドルカバーが手に馴染まない」といったドライバーの方にもおすすめです。

細巻きタイプは握り心地と操作性の両方を兼ね備える

ジェットイノウエの「モコモコハンドルカバー・細巻き富士」は、丁寧な裁縫作業で作られた、究極の立体感と光沢が特徴。細巻きタイプなので、握り心地と操作性の両方を兼ね備えたハンドルカバーに仕上がっています。

見た目の好みやデザインを選ぶ

ハンドルカバーを選ぶときは、やはり見た目の好みやデザインも重視したいポイントです。長時間運転するトラックの車内は、自分好みに着飾っておきたいもの。

ハンドルカバーは車内でも目立つ部分で、運転中は絶えず握っておくことから、自分の好みにあった見た目やデザインを選ぶようにしましょう。

おしゃれなハンドルカバーで車内の雰囲気を華やかに

個性あるデザインのハンドルなら、ジェットイノウエの金華山シリーズが人気です。トラックドライバーには馴染み深い「金華山」のデザインを採用し、レトロな風合いと美しい柄模様が際立ちます。車内の雰囲気を一気に引き立ててくれるハンドルカバーです。


まとめ

今回は、トラック用のハンドルカバーについてメリットや取り付け方についてご紹介しました。

トラックのハンドルカバーは、おしゃれな色合いやデザインはもちろん、ハンドルのグリップ感向上や劣化防止など、さまざまなメリットがあります。

また、ハンドルカバーの取り付けはトラックドライバーを悩ませる作業ですが、次のステップで進めるとスムーズに取り付けができます。

  • 1.ハンドルカバーの継ぎ目の位置を確認する
  • 2.ハンドルの向きを上下反転させる
  • 3.エンジンを切る
  • 4.上から下へ引っ張りながら、ねじるように伸ばして取り付ける

とくに、上から下へ引っ張りながら取り付けると、ハンドルの下方向にゴムの遊びができ、取り付けやすくなります。「上から下へ、上から下へ」を繰り返しながら、ゴムを伸ばすように作業をするのが取り付け方のコツです!

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