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トラックのワイパーを自分で交換してみよう

トラックのワイパーを自分で交換してみよう

「トラックワイパーの水切れが悪い」
「ムラやスジが入って視界が悪くなってしまう」

こんな症状が現れたらトラックのワイパー交換の時期かもしれません。ワイパーは雨天時の視界を確保する大切なパーツだけに、安全のためにも定期的な交換が大切です。 今回はトラックワイパーの交換時期の目安や、交換の方法について解説します。

トラックのワイパー交換の目安は?

トラックのワイパーは次の3つのパーツから構成されています。

・ワイパーゴム:ガラスに直接触れるゴム部分
・ワイパーブレード:ゴムとアームの中間部分。
・ワイパーアーム:車体に固定されたワイパーの土台となる部分

このうち、定期的に交換が必要なのがワイパーゴムとワイパーブレードです。一般的にワイパーゴムは1年程度が交換の目安で、ワイパーブレードは1~2年程度で交換を行います。

アーム部分は丈夫な設計になっているため、頻繁な交換は必要ありません。長期間使用して塗装の剥げやサビが目立つ場合や、アームそのものが曲がったり歪んだりしている場合は交換を検討してください。

ワイパーで拭いた後の視界の状態も判断基準に

ワイパーの交換を検討する際は期間だけでなく、使用時の視界の状態も判断基準にします。ワイパーでフロントガラスを拭いた時に、

・スジ状の線が残る
・ムラが残る
・水が滲んでいる
・ゴムが軋むような不快な音がする(ビビリ音)

といった現象が起こるなら、ワイパーが寿命を迎えている可能性があります。視界が悪い状態での走行は安全運転に支障をきたすだけに、早めの交換を検討してください。

トラックのワイパー交換をパーツ別に解説

ここからはトラックのワイパー交換の方法を、パーツ別に解説していきます。自分でワイパー交換を行いたい方はぜひ参考にしてください。 ※交換に使用するパーツは、事前に間違えがないよう車種や型番を確認しておきましょう。

ワイパーブレードの交換

【1.ブレードを取り外す】

まずはワイパー本体をゆっくりと起こします。この際に途中で手を離してしまうと、フロントガラスにワイパーが倒れ込んでしまいヒビ割れの原因になります。作業中はワイパー本体が倒れないよう注意しながら作業してください。

ブレードの取り外しは、ブレードとアームの中間部分にある突起上のロックを解除します。ロック部分を押しながら、手前側にスライドさせるようにして取り外してください。ブレードが外れたら、ワイパー本体をゆっくり寝かせて元の状態に戻しておきます。

【2.新しいワイパーブレードを取り付ける】

次に新しいワイパーブレードを取り付けていきます。ブレードの向きを確認してから作業を進めてください。 ブレードとアームの取り付け部分は逆U字型の形状をしています。このU字型のフックに引っかけるようにして取り付けていきます。

下側(車体側)から上にスライドさせてはめ込みます。このとき「カチッ」と音がしてロックがかかるか確認してください。

【3.ワイパーが正常に動作するか確認する】

新しいワイパーブレードに交換したら、最後にワイパーが正常に動作するか確認しましょう。ウォッシャー液を出して、正常に動作したら取り付け完了です。

滑らかな拭き心地と静音性に優れたグラファイトワイパー

ワイパーの種類で近年人気を集めているのがグラファイトワイパーです。グラファイトワイパーとは、ゴムの表面に炭素微粒子(グラファイト)をコーティングしたワイパーのこと。

グラファイトの粒子がゴムとガラス面の摩擦抵抗を減らすため、滑らかな拭き心地が特徴です。 ワイパーを使用する際にゴムが軋むような不快な音(ビビリ音)や拭きムラを防止し、快適で安全な走行を実現してくれます。

▶グラファイトワイパーの商品一覧はこちら

ワイパーゴムの交換

【1.ワイパーブレードを取り外す】

ワイパーゴムの交換方法として、ブレードを取り付けたままの方法も紹介されています。しかし作業中にワイパーが倒れガラスが割れる恐れがあるため、まずはワイパーブレードを外す作業から行ってください。 取り外し方は、ワイパーブレードの交換で解説した手順と同じです。

【2.ワイパーゴムを取り外す】

次にブレードからワイパーゴムを取り外していきます。ブレードには左右どちらか片方にストッパーがあります。ゴムを取り外す際は、ストッパー側からゆっくりと引っ張るようにして取り外します。

力任せに引っ張るとブレードが歪んでしまうため、本体をしっかり手で持った状態で作業を進めてください。

【3.新しいワイパーゴムを取り付ける】

次に新しいワイパーゴムを取り付けていきます。取り外しとは反対にストッパーがない側から、ワイパーブレードの溝に合わせて差し込んでいきます。溝からズレてしまうとゴムが歪んでしまうため、確認しながら作業してください。

ワイパーゴムがすべて差し込めたら、ゴムの歪みなどがないか確認しておきます。

【4.ワイパーブレードを取り付け、動作確認をする】

新しいワイパーゴムに交換できたら、ワイパーブレードを取り付けていきます。最後に動作確認をして問題がなければ作業完了です。

ワイパーアームの交換

【1.作業用の道具を用意する】

ワイパーアームを交換する場合は、事前に道具を用意しておきます。


・レンチ
・マスキングテープ
・マイナスドライバー(小さいサイズでOK)

レンチはワイパーアームを固定しているナットを外す際に使用します。車種によってサイズが異なるため、事前に自分のトラックのワイパーアームの種類などから適正サイズのレンチを用意してください。

【2.マスキングテープでガラスに定位置をマークする】

まずはワイパーの定位置にして、その位置が分かるようマスキングテープをガラスに貼り付けます。

これは交換時にワイパーアームの角度を確認するための目印として使用します。 テープはワイパーブレードの先端部分あたりのガラス面に、ブレードと平行になるよう貼り付けると分かりやすいです。

【3.ワイパーアーム根元のカバーを外す】

ワイパーアームの根元部分は、ナットの金属を保護するためにカバーが取り付けられています。すき間にマイナスドライバーを差し込みながら、カバーを取り外していきます。車体を傷つけないように注意してください。

【4.ナット部分を取り外す】

次にレンチを使ってナット部分を取り外します。長く使用している車体や、劣化が進んでいるとサビなどでナットが固くなっています。この際に覚えておきたいのが、ワイパーアームを手で持った状態で作業すること。

ナット部分だけを回してしまうと、車体内部のモーター部分が故障する恐れがあります。必ずワイパーアームしっかり手で支えた状態で、レンチを使用して作業を行ってください。

【5.ワイパーアームを取り外す】

ナットが外れたら、ワイパーアームを起こして引っ張り抜くように取り外していきます。固くなっている場合は、左右に少し揺らしながら引っ張ると取り外しやすくなります。

【6.新しいワイパーアームを取り付ける】

最後に新しいワイパーアームを取り付けていきます。まずはワイパーアームを起こした状態で、車体に差し込んでいきます。手を使ってナットを仮止めしていきます。

次にゆっくりとアームを寝かせたら、最初に貼り付けたマスキングテープを目印に角度を確認しながら取り付けます。片手で角度を保ちながら、レンチを使って取り付けてください。 最後にカバーをしてから、動作確認で異常がなければ交換完了です。

メッキ仕様のワイパー商品でフロントビューをおしゃれに演出

トラックのワイパーには、ブレードやアーム部分がメッキ仕様になっている、おしゃれな商品が用意されています。メッキならではのキラキラとした輝きは存在感があり、フロントビューをおしゃれに演出してくれます。

また、ワイパーアームの土台部分となるワイパーパネルにも、車種に合わせたメッキパーツが揃っています。メッキ仕様のワイパーと組み合わせれば、おしゃれ感がアップすること間違いなしです。

▶メッキワイパーの商品一覧はこちら

▶ワイパーパネルの商品一覧はこちら

ウォッシャー液を使って日常的なメンテナンスを

今回はワイパーの交換についてご紹介しましたが、フロントガラスの視界を保つためにはウォッシャー液の活用もおすすめです。

ウォッシャー液はフロントガラスの油膜防止や、走行中に付着した塵や埃を洗い流す効果があります。ワイパーを使用する際にウォッシャー液がガラスとの摩擦を少なくし、ガラス傷を予防するだけでなく、ワイパーの寿命を伸ばす効果も期待できます。

ウォッシャー液には撥水効果や油膜取り効果などが含まれている商品をはじめ、寒冷地での凍結を防ぐ商品も販売されています。走行する地域や環境に合わせて、最適な商品をお選びください。

まとめ

今回はトラックのワイパーを自分で交換する方法についてご紹介しました。

ワイパーは雨天時の視界を確保し、安全な運転を手助けする大切なパーツです。ワイパーゴムは1年程度、ワイパーブレードは1~2年程度での交換が目安となります。本記事では自分でワイパーを交換する方法についても解説していますので、ぜひ参考にしてください。

またワイパーにはメッキ仕様で外装をおしゃれにする商品も販売されています。トララボではドレスアップ用の各種ワイパー商品を取り扱っています。お好みの商品をぜひお買い求めください。

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