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トラックのマーカーランプについて専門店が徹底解説

トラックのマーカーランプについて専門店が徹底解説

トラックが夜間に走行するときは、他車に対して自分のトラックのサイズを知らせるためにマーカーランプを設置する必要があります。マーカーランプを設置する際は、色の指定や明るさ、設置場所が決まっており、基準を満たしていないと罰則の対象となるため注意が必要です。 今回はマーカーランプについての知識について解説します。

トラックのマーカーランプとは?設置時のルールについて確認しよう

マーカーランプとはトラックが夜間に走行するときに、他のドライバーに対して自分のトラックのサイズを知らせるためのランプのことです。一般的な乗用車に比べてトラックの車体は全長が長いため、夜間の暗い場所では大きさが把握しづらくなります。

そこで他のドライバーに対して、トラックの大きさを知らせる役割を果たすのがマーカーランプです。 マーカーランプの設置は国土交通省の「道路運送車両の保安基準」で条件が決められており、6mを超えるトラックでは側面に「側方灯」の設置が義務付けられています。

未設置や設置の基準を満たしていない場合は、罰則の対象となるため注意が必要です。 では、マーカーランプを設置する際の基準について詳しく見ていきましょう。

1.色

2008年に告示された「道路運送車両の保安基準の細目を定める告示」において、側面に設置するマーカーランプの色は「橙色であること」と定められています。橙色とは「だいだいいろ」のことで、トラックのマーカーランプにおいてはやや黄色に近いカラーが採用されています。

側面灯ではなく、ファッション用のマーカーランプであれば色の指定はありません。

2.明るさ

マーカーランプの明るさは、トラックの存在を知らせるため「150メートル離れた場所からでも認識できるくらい」と決められています。きちんと他の車がトラックの存在を認識できるようにしてください。

しかし、あまりに明るすぎるマーカーランプは、他のドライバーの運転に支障が出るため使用できません。具体的には、光度が300カンデラ(乗用車のポジションランプ=車幅灯に相当)以下に限定されます。

3.設置場所

トラックのマーカーランプは、「トラックのボディ全体で3メートル以内に1個の設置」が義務となっています。 設置する場所は地上0.25メートル以上、1.5メートル以下となっており、最前部は車両前端から3メートル以内、最後部は車両後端から1メートル以内です。

また、マーカーランプが車体からはみ出していると走行中の安全を確保できないため、ランプの突出は車体の最外縁から、ランプの先端10mm以内に定められています。

4.点滅

マーカーランプを点灯させる際は、常時点灯していなければなりません。点滅させての走行は違反となり、車検を通過できないため注意しましょう。

走行前や車検前には、マーカーランプが常時点灯しているか、点滅していないかを確認しておいてください。

専門店トララボがおすすめするマーカーランプ

ここからはトラック用品やトラックパーツの専門店・トララボがおすすめするマーカーランプをご紹介します。

ジェットイノウエ(JET INOUE) スターライトバスマーカー零(ZERO)シリーズ

まずご紹介するのが、ジェットイノウエ(JET INOUE)の「スターライトバスマーカー零(ZERO)」シリーズです。

レンズには超高輝度のLEDを6個搭載。直線的な発光をするLEDの特徴を活かすため、レンズを二重にする特殊な構造を採用し、光が多方面に拡散する工夫が施されています。この拡散構造レンズの仕組みにより、路面まで明るく照射され、これまでにない鮮やかな輝きを実現しました。

レンズは耐光性試験に合格した変色しづらい素材を使用するだけでなく、防塵・防水対策の保護規格であるIP67を取得しています。 商品はレンズそのものに色づけされた「カラーレンズ」タイプと、レンズ部分が無色の「クリアレンズ」タイプをご用意。カラーレンズタイプは全9色のラインナップで、点灯時はもちろん昼間でもレンズのカラーリングで車体をおしゃれに彩れます。

クリアレンズタイプは全8色。夜間のランプ点灯時のみ発光します。

ジェットイノウエ(JET INOUE) ジェットイノウエ(JET INOUE) バスマーカーランプ A-1型シリーズ

次にご紹介するのが、ジェットイノウエ(JET INOUE)の「バスマーカーランプ A-1型」シリーズです。

プラスチックレンズと電球がセットになった定番のマーカーランプで、カラーバリエーションは全8色をご用意。縦方向のみのレンズカットを採用しているA-1型は、飾り過ぎずシンプルな見た目で、あなた好みの外観にカスタマイズできます。

ランプ下部のリング部分はブラックリングとクロームメッキリングの2種類をご用意。ブラックリングは、マーカーの色とのコントラストが特徴で、重厚感のある見た目を演出。クロームメッキリングは、品のある質感が特徴で、シルバーボディーの車体とは相性が抜群です。

いずれのリングも素材には樹脂を使用しており、サビや腐食の心配がありません。

ジェットイノウエ(JET INOUE) ステンレス マーカー取付ステー L型

最後にご紹介するのが、ジェットイノウエ(JET INOUE)の「ステンレス マーカー取付ステー L型」です。

トラックにマーカーランプを設置する際に使用する、取り付け用ステーです。素材にステンレスを使用しているので重量が軽く、ネジで簡単に取り付けることができます。大きさの種類が豊富で、全10種類のサイズからお好みに合わせてお選びいただけます。

まとめ

今回はトラックのマーカーランプについて、色の指定や明るさ、設置場所に関する情報をご紹介しました。 マーカーランプはトラックが夜間に走行する際に、他の車に自分のトラックのサイズを知らせるためのものです。

6mを超えるトラックでは車体側面にマーカーランプの設置が義務付けられており、未設置や設置の条件を満たしていない場合は罰則の対象となるため注意が必要です。

設置する際には、色・明るさ・設置場所・点滅に関してそれぞれ決まりがあります。

  • 色: 橙色(オレンジ)、黄色
  • 明るさ: 150メートル離れた場所からでも認識できる
  • 設置場所: トラックのボディ全体で3メートル以内に1個の設置
  • 点滅: 時点灯していなければならない

上記の表は6メートルを超えるトラックにマーカーランプを設置する際の決まりです。ランプを設置する際は「基準をしっかり満たしているか」、「点滅やランプ切れはないか」など日頃から点検を行い安全運転につなげましょう。